手順は意外と簡単で、syslinuxってやつを使って、USBメモリをブータブルにして、ISOイメージから起動させてやるだけ。
ちなみに自分はデジカメの予備microSDをUSBアダプタ使ってメモリ代わりでやってみました。
http://www.hot-linux.org/redhat/?rec_no=61
こちらのサイトの手順ほぼそのまんまだけど、一応コマンド載せてこうと思います。
まずはsyslinuxを持ってきます。
http://www.kernel.org/pub/linux/utils/boot/syslinux/
こっからどーぞ。今の最新版は3.72っぽいんで syslinux-3.72.zip をDL。
自分はwindows環境で作業したんで、DOS窓開いて、解凍したフォルダに移動(windows用コマンドはwin32フォルダに入ってます)して、
c:\syslinux\win32>syslinux -ma l:
でOK。l:はUSBメモリのドライブです。
続いて、インストールCD内のisolinuxフォルダ以下のファイルをUSBメモリのルートにコピー。
同名ファイルがあった場合も上書きだそうな。
isolinux.cfgをsyslinux.cfgとファイル名を変更。
syslinux.cfgが既にあった場合は既存のを消してからどうぞ。
ほいで、ISOイメージをUSBメモリのルートに置いたら完了です。
対象マシンに挿してUSBから起動させてみませう。
もちろん、BIOS設定で起動ドライブの優先順はUSBメモリがHDDより先になるようにしといて下さいね。
無事にインストーラ画面が出てくれば後は普通のCDからのインストールと基本的には同じです。
違うのは、最初にインストールイメージがCDにあるかHDDにあるか聞かれるので、そこでローカルHDDを選択後、/dev/sda1を指定してやる必要があります。
※USBメモリはたいていはsda1だと思いますが、環境によっては違うかもなので、適切に選らんで下さい。
いやしかし、CDイメージがUSBメモリにフツーに入るわけですよね。
FDのやり取りしてた頃を考えるとすげー不思議。
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■追記■
grubがなぜかsdaにしかインストール出来ず、後からhdaにインストールしてやらなきゃいけなかった。
なぜだろーか。
# grub-install /dev/hda
※rootで実行して下さいね。
これだけだとmenu.lstがsda用になっててだめなので、(hd1,0)を(hda0,0)に変更してやって再起動したらきちんと立ち上がりましたとさ。
ちなみに、grubはBIOSの認識順にhd0,hd1・・・とするそうで、これはそれこそ環境によるようです。
うちの場合は ATA HDD : hd0、USBメモリ:hd1、という具合だった模様。